食生活に気を付ける|自力ダイエットに無いアプローチが魅力的な肥満外来

食生活に気を付ける

医者

比較的予後は良い

大腸がんは、他の消化器のがんに比べて、がん細胞の増殖が緩やかで、早期に発見して治療すれば確実に完治が見込まれます。早期がんの五年生存率は98%、進行がんで、がんが固有筋層まで浸潤している場合でも、転移がなければ五年生存率は80%と、比較的予後の良いがんと言えます。がんが腸の壁を全部貫いて浸潤している場合は、五年生存率は50%以下になります。大腸がんは特に肝臓に転移を起こすことが多く、いったん転移を起こすと他のがんと同様治療は困難となり、五年生存率も極端に低くなります。そのため、どのがんにも言えることですが、早期に発見して、なるべく早く治療を受けることが重要です。早期がんのうちならば、ポリープ状のものが多く、開腹せずに内視鏡で切除できます。

予防のために

近年、日本では大腸がんの発生が増加の一途をたどっています。大腸がんの発生には、動物性脂肪、たんぱく質が多く食物繊維の少ない欧米化した食生活が大きく関わっています。肉類を多くとると、便の中に発がん物質(胆汁酸)が増え、また食物繊維が少ないと便秘がちになります。発がん物質を含んだ便が長時間腸内にとどまっていると、大腸がんが発生しやすくなると考えられています。日ごろから食物繊維を多くとるようにし、便秘を防ぐことが大腸がんの予防に役立ちます。また、大腸にできたポリープは、大部分が良性ですが、まれにがん化することがあります、家族性大腸ポリポーシスという多発ポリープは、高い頻度でがん化しますが、遺伝性の病気で、多いものではありません。